カゴ日和の思い


 

はじめまして

この度は数あるショップの中から、当店を見つけてくださりありがとうございます。

少しだけ、私のモノづくりに対する姿勢、思いについてお伝えさせてください。
お付き合い頂けましたら嬉しいです。

 

今あるものに目を向ける

私は、幼い頃から「ものを大事にする」ことがとっても好きでした。

大人になってもその精神は変わらず、着なくなった服や使わなくなった物を再利用することに喜びを感じていました。
しかし、その一方で、服や靴が好きで多くのモノを所有してもいました。

増え過ぎたものたちを一旦手放しては、また新しいものを迎え、一定量を超えたらまた物を減らして・・・そんな矛盾を繰り返していました。

そんな中、あるときふと「もう十分に足りている」という思いが沸いてきました。

これからは、身に着けるものや必要なものはなるべく自分で作っていきたい。
それと同時に、今(世の中に捨てるほど)あるモノに目を向け、自分が得意なモノづくりを活かして、それらを輝かせることができたら楽しそうだなと思いました。

直感力(ひらめき、アイデア)と行動力は私の強みで、普段から思い立ったら即行動することにしています。

このショップも、そのうちの一つです。

 

その先にあるもの

私の「もう十分に足りている」という思いは、物質的に、というだけではありません。

たぶん、内側に目を向けたら、多くの方が「今すでにあるもの」に気づき、満たされた気持ちになれるのではないかなと思っています。

自分がそこに対して、どう関わることができるのか、常に前向きに考えています。

そして今後も、プラスになりそうなひらめきがあればチャレンジし続けていきたいと思います。

どんなカタチになるか今は想像に及びませんが、いずれは同じ価値観を持った方々と、実際にお会いし、思いや時間を共有できたら楽しそうだなと思っています。

 

最後に

基本的には古着や着物など、まだ使えそうなものを仕入れ、あたらしいものに作り替えることが私の喜びにつながっています。

ただ、一部は新しい生地や材料からお作りしているものもあります。

また、エシカル消費につながるモノづくりをめざしてはおりますが、プラスチックや化学繊維、金属等を使用することもあります。

あまり沢山の決まりや制限を設けるのではなく、まずは「可愛い」「楽しそう」という自由で素直な気持ちを優先させていただきたいと思っています。

気になる点も多々あるかとは思いますが、あたたかい気持ちでスルーしていただけますと嬉しいです。
 


※現在、販路拡大は考えておりません。お気持ちは大変ありがたいのですが、お仕事の依頼や打診は、お控えいただきますようお願いいたします
 
 

 

中の人のプロフィール

短大・その後専門学校にて、服飾&パターンについて学ぶ。  

卒業後、ネット・カタログ通販会社に入社。アパレルの商品企画を担当。
入社して5年半が経った頃、リフレッシュ休暇を利用したハワイ島への旅が転機となり、自分のやりたい道を進むべく、退社。

退社後、専門学校にて工芸染織の基礎を学ぶ。


卒業後「伊兵衛」にて、独立を目指しながら、伊兵衛織(染め織り)の仕事に従事。
その間に、結婚、妊娠。

産後、三度の手術とその後の度重なる不調から、働きたくても働けない、人生は思うようにいかないのだという、大きな挫折感を味わう。

以後、しばらくは外に出て働かないという選択をし、子供との時間を大切に過ごしながら、空いた時間を利用し少しずつ興味関心を行動に移す(こちらのショップもそのうちの一つ)。


紆余曲折を経て、現在はできるだけ多くの時間自分と対話しながら、心地よいと感じる選択を積み重ね、目の前の日常を味わいながら日々を過ごしている。

今後、いつ何が閃くのか、また何が起こるのか、自身にも予測不能であるが、全てを受け入れ、どんな時も、ハナウタをうたうように、自由な心で人生を楽しんでいきたい。

静岡県浜松市在住。

現在は、自宅にて一人で制作活動を行う。

 

好き

掃除、整理整頓、読書、散歩、ピアノ、モノづくり、洋服、和服、工芸、民藝、アンティーク、ヴィンテージ、植物、ハーブ、アロマ、カフェラテ、コカ・コーラ、旅、DIY、インテリア、アメリ、レイチェル・クー、谷川俊太郎、村上春樹、芹沢けい介、蜷川実花、皆川明、丸山敬太、藤田嗣治、フリーダ・カーロ、エゴン・シーレ、動物や赤ちゃんの動画をみること、おもしろいことを考えて娘を笑わせること
 

好きな名言

  • 事実というものは存在しない、存在するのは解釈だけである(ニーチェ)
  • あなたの常識は誰かの非常識(さとうみつろう)
 

家族構成

夫、娘、うさぎ(ネザーランドドワーフ)



 
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました